ほつれの問題

この帽子も古いデザインです。
2006年の個展で発表したものでしたが、
知人が化学療法で髪の毛が抜けるとのこと、
素材を変えて作りました。
ピンタックkyoko帽
ピンタックがたくさん入っていて可愛いと喜ばれて、
製作が追いつかなくなり、
当初手仕上げだった裾まつりをミシン対応に変えたという経緯があります。
ピンタックkyoko帽
それでほつれの問題が発生しました。
こちらも色々と工夫を重ねているのですが、
どうしてもほつれのクレームが出ます。
スカートやパンツの裾のアレです。

そんな時には直接、ご連絡をいただくようにしました。
せっかく喜んでお求めいただいたのに申し訳ありませんと
せめて謝らせていただいた上でお直し対応しています。

最初、少しこわばった声でお電話してきた方も
こちらがまず謝ると、柔らかいお声になってゆくのがわかります。
申し訳ないなという気持ちが伝わるのでしょうか。
私もホッとして温かい気持ちになります。
ありがとうございます。

これからも、一つ一つ丁寧に対応させていただきます。
よろしくお願いします。