恩師である友永淳子先生が一昨日の明け方、お亡くなりになりました。
インドのシバナンダアシュラムで学び、
友永ヨガ学院の創設者としてその魅力を日本に知らしめたお一人と言えましょう。
パーキンソン病を得て9年とお聞きしました。
長い間たくさんのメッセージを頂き心に染み付いているのですが
その中でも最大に印象に残っていることは、「老いを隠さない」ということです。
いつだったか骨折をして長い入院生活の後
身体の動きが悪くなり、私に前あきの羽織ものをと声がかかりました。
その時、実に素直に、「こんなになっちゃった〜」と言われたのです。
返す言葉が見つからなかったのですが、
先生の「老いを隠さない」というポリシーだったんだと後から気付かされました。
私など普通は老いを隠そうと必死になるのですが。
いえ、努力はするけど、認める、ということでしょうか。
ヨガと帽子の二刀流で目一杯だった私は2011年以降、大きく帽子に舵を切り
学院とは離れて活動していましたが
淳子先生の言葉は心に染み付いており、レッスンの中でも度々出現して
夫から、まるで友永に通っているようだと言われていました。
視座が高く、どの生徒に対しても愛を注いでおられ、それを見るだけでも心があったまるのでした。
そして、とてもお洒落でした。
生前に賜りました全てに感謝をして、ご冥福を心からお祈りします。
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