エッセイ

キョングマちゃん

キョングマちゃん

今日はヨガで始まる日曜日でした。 会館近くの息子の家に寄って、ヨガマットを取ってから 会場である東野公会堂へ行きます。 2歳になる孫と玄関先で触れ合う時間が至福です。 今日は少し早く着いたので、おトイレを借りました。 すると、私がトイレに雲隠れしたかのように 「キョングマちゃんどこ?」と孫が言っているではないですか!! 初めての「キョングマちゃん!」発話でした。 そう、私は自分のことを「キョングマちゃん」と呼んでいます、笑。 年齢を重ねることをどこか抗っているのです。 おばあちゃんと呼ばれたくないのです。 そして、私は自分のおばあちゃんのことをグーマーちゃんと呼んでいました。 グランドマダーの…

春の兆し

春の兆し

ここ東京、雨の降る日曜の朝を迎えています。 こうやって一雨降るごとに、暖かくなってゆくんでしょうね。 そう思うと恵の雨です。 私の春は沈丁花からはじまる。 駅まで歩いて行くその道すがら、 ふっと誰かに話しかけられてような、そんな感じがして 振り向きたくなる、それが沈丁花です。 振り向いたそこに沈丁花を発見すると嬉しくなる。 「ああ、やっぱり、あなただったのね。 こんなに寒い中咲いてくれて、ありがとう、 今年も会えて嬉しいわ!」 心の中の一瞬の会話。 そして春は予感から本番へ、ゆっくりと歩を進めるのです。 焦らないでコツコツと、まったくエライです。 生き方のお手本ですね。 さあ、今日も元気にまい…