ここ東京、雨の降る日曜の朝を迎えています。 こうやって一雨降るごとに、暖かくなってゆくんでしょうね。 そう思うと恵の雨です。 私の春は沈丁花からはじまる。 駅まで歩いて行くその道すがら、 ふっと誰かに話しかけられてような、そんな感じがして 振り向きたくなる、それが沈丁花です。 振り向いたそこに沈丁花を発見すると嬉しくなる。 「ああ、やっぱり、あなただったのね。 こんなに寒い中咲いてくれて、ありがとう、 今年も会えて嬉しいわ!」 心の中の一瞬の会話。 そして春は予感から本番へ、ゆっくりと歩を進めるのです。 焦らないでコツコツと、まったくエライです。 生き方のお手本ですね。 さあ、今日も元気にまい…
春の兆し
