ずっと取り組んでいた帽子があともう少しで完成するかな?という時に
娘から洋服のお直しを頼まれた。
やれやれ、お直しって簡単じゃないんだけどと
不平がましい気持ちのまま断れない。
幸いにもホックを付けるなど、まあ、簡単な作業に
それでも下手くそな自分がいて四苦八苦。
現場のこの苦労わかってもらえないだろうなと思うとき
また、フツフツと曇った心が湧いてくる。
そんな時、母を思い出した。
私が結婚する前に母は亡くなっているので
大人になってから母に何か頼む経験が無い。
結婚式の支度など心細かったものだ。
母に頼りたかったけど出来なかった色々を
だからこそ娘に対して出来ることが幸いなのに
仕事を抱えているからだけど、そう思えない自分がいた。
頼まれることは嬉しいこと、それに応えられるのも幸いなこと
母だってそうしたかったに違いない。
そんなことにも気づかない私に天国の母も苦笑していたに違いない。
未熟さに気づいて心が晴れた、ああ良かった。
そんなこんなで完成したのはこんな帽子。
今日の神様は私にこう言っている
「仕事に一生懸命になるのもほどほどに、何事もバランス」とね。
仕事を通して私は育っている。
未熟さに気づく旅、それが私の帽子の物語りとも言える。
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いつもお読みくださりありがとうございます。
友達に手紙を書くのが大好きだった私。
そんなノリでブログを書いて、書くことで自分を元気づけ
気持ちを再発見したり整理したり、、、
気ままではありますが、書くことは何と深く人生を豊かにするのでしょうか。
良かったらお付き合いくださいませ。
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