お嬢さまへお誕生日のプレゼントにと ベレー帽をご注文くださいましたお客様へ 先日、やっとできてお渡ししました。 サプライズは成功したでしょうか。 日差しが明るくなってきたので これからの季節が待ち遠しくなる贈り物になりました。 表地は麻、裏地は綿オーガン、軽いかぶり心地です。 ささやかにプレゼントの包装、お嬢さまのお幸せをお祈りして。 帽子は人生を豊かにします。 夢のあるアイテムです。 母から娘へ、手作りの一点物を贈るなんて素敵です。 アトリエKYOKOをセレクトして頂き光栄です。 ありがとうございました。 ************************* いつもお読みくださりありがとうござ…
ネギ味噌
朝から娘から電話、というかフェイスタイム。 「ネギ味噌ってどこからの情報?」と。 ネギ味噌とは孫の鼻水対策で作ったもので こんなもの子どもが好むかなと思いきや好評をいただき 以来、定番化している。 友永ヨガ学院指導者養成コースでは食べ物の勉強もするのだが その時の講師の著書からだの自然治癒力を引き出す食事と手当 にその作り方が書いてある。 刻んだネギに同量の味噌、そこに熱湯を注ぐだけの簡単なものだけど 「どうしてお出汁で作ってはいけないの?」と娘が言う。 これが聞きたかったわけね。 その時は「マクロビの世界では煮干しや鰹節も使わないからね〜」くらいにしか答えられなかったけど。 動物性タンパク質…
窓
アトリエには通りに面して小さな窓がある。 この窓が好きだ。 ただ、今までは仕事や家事に追われて 作品を飾ってみたり、放ったらかしになっていたり 気まぐれ状態であった。 でも、この頃、通りがかりの人に話しかけるような気持ちで言葉も添えて飾っている。 誰とも分からない相手と会話しているみたいで意外と楽しい、再発見だ。 以前からそのようにした事も確かあったのだが だからと言って、目に見える何かしらの反応があるわけでもなく やってもやらなくても同じ〜と感じたのも事実、 いつしか、すっかりうっかり忘れていた。 そうなのだ、人間は、大切だと気がついていても、つい、忘れることがある。 忙しくしていれば尚更だ…
腰痛その後
ぎっくり腰のその後、もうすっかり良いと思いきや やはり尾を引いておりました。 毎日のお家ヨガに加えて 生活の中で気をつけることを書いてみます。 まず、姿勢です。 腰痛がひどい時は姿勢を正した方が楽でした。 腰が楽になったくると 気がつくと背中が丸くなってくるみたい、この点、注意です。 物を拾ったり、腰を曲げるときも大変でした。 そんな時こそ、ゆっくりと出来るだけ膝を曲げないようにして お尻を後ろに突き出し腰を伸ばすようにして、体を倒しました。 それがキツい時は膝を少し曲げます。 膝と腰が連動しているので、その塩梅を調整するように動きます。 足を組むことも気をつけました。 楽ですから、つい足を組…
どんぐりキャップ
この頃、私のこだわっている形に「どんぐり」がある。 丸っこいお椀型で、私たち日本人に良く似合うと思う。 パターンを四苦八苦して形を出すだけでも相当面倒くさいが 縫い合わせもまた一苦労、少々のテクニックを要する、気がする。 つい何となく縫ってしまって後から後悔することが多い。 まだまだ経験が足りない、鍛えられ方が足りない、、、と肩を落とした後に 「まだまだ伸び代があるのよ〜」と考えを変えて上を向く。 下向いたり上向いたり、忙しく首を振っている帽子屋だ。 難しいなと思う帽子づくりだが、その影に楽しさと喜びが隠れていて それを掘り起こすように気持ちが溢れて文章を書きたくなる。 帽子を作りながら、心を…
うっかりその後
うっかりしたけど、まあいいか〜そんな作文を前回書いた。 その後に思ったこと。 まあいいか〜で済まないうっかりしたら、やっぱり大変。 今更ですが、毎日が忙しすぎると 忙しい事で充実していると勘違いして、考える間もないし、だから考えないで過ごしてしまい 大切なうっかりしても気が付かなかったりして、あり得ませんか? だから、敢えてゆっくりゆっくり、が大切なのだと思い至る。 「ぼーっとしてんじゃねーよ」と言う流行り文句があるようだが 一見、無意味のように見えるそれが 実は潜在意識に働きかけて、大切な何かを見落とさない為に必要不可欠だったりして。 でも、現代はスピード時代、早くしないと置いていかれる〜 …
うっかり曜日
昨日はうっかりの日。 まず、生協の申し込みをうっかりすっかり忘れて夕方に気が付く。 楽しみにしていたチョコレートが食べられないじゃん、がっかりだ。 日中寒くて階下に暖を取るが、うっかり二階のエアコン付けっ放し。 電気代が怖いよ〜〜ごめんなさい。 朝と昼の薬を全部飲み忘れて、うっかり。 どうしよう。夕方と寝る前に分散させて誤魔化して飲む。 明日の灯油がないのに、うっかり電話し忘れた〜。 夕方、慌てて電話したら、これから届けてくれるって、ぎりぎりセーフありがとう。 うっかりを重ねてちゃっかり生きる、それも幸せというものか。 写真は帽子のトワル。 今、中折(ソフト)帽にはまっています。 夢中になれば…
トイレのこと
やっぱり私って変わり者かな、そう思うことの一つにトイレがある。 要を足すときには、もちろんトイレの戸を閉めるが それ以外の時は基本、トイレの戸は閉めない。 なぜ、そうするかと言うと私なりの理由がある。 一つはトイレ内の温度と部屋全体の温度に差が生じるのが嫌である。 トイレに入った途端、ムーッと暑いとか 逆にひんやり寒い、と言うのが嫌なのだ。 それから匂いである。 毎日トイレの掃除をしても、どうしても独特の匂いが住みつく、気がする。 それを紛らわす為のスプレーなど市販されているようだが それらは嫌いだ。 化学的に商業的に作られた匂いは素敵と思えないし スプレー缶の後始末も面倒臭い。 薬品で匂いを…
教室風景
先日のお教室では素敵な巻きスカートが出来ました。 お洋服のリメイクです。 パンツの上に重ねたら寒い季節に良いですね。 生地が素敵なんですけどエレガントな素材でタラタラと重さがあり ちょっと扱いにくかったです。 難しそうだなと思ったけど何のその。 さすがアトリエKYOKO洋裁教室のテクニックです。(自画自賛失礼) 時間はかかりますが、確実に作品が仕上がります。 ところで、この方とっても素敵なご近所さんでした。 高円寺にこんな素晴らしいコンセプトのお店があったとは〜〜 街を豊かに彩る個性的なお店、私も興味津々です。 お近くにお越しの際は、ぜひ!行ってみてくださいませね!! ************…
賜り物
還暦を過ぎて良かったなと思うことの一つ 未熟だった自分がよく見えるようになったことだ。 若い頃には気づかないほど、目の前のことに夢中だった。 だから、あの人にもこの方へも、いろんな人に謝りたい、そんな気持ちだ。 その一つ、帽子の大先生に謝りたい気持ちがいっぱいで 文化村のご案内を添えて謝罪のお手紙を出した。 目の前の帽子に夢中で不義理者の私でしたがお陰様で頑張ってますよ〜 そんな意味合いである。 ところが先生はすでに別の場所で隠居されていて お嬢さんから届いた丁寧なお手紙には 不要な木型を欲しい方はいらっしゃいませんかと、あった。 先生は敬虔なクリスチャンで「賜り物」という言葉をよく使っていた…