手作り帽子、

今朝の料理

今朝の料理

数日前の料理ですけど朝から作るから「今朝の料理」。 久しぶりのアサリのチャウダーです。 スーパーで半額に値下げされていた牛乳の消費期限が迫っていたから 牛乳を使うメニュー何にしようか〜と考えて 寒いからチャウダーにしようって訳です。 乳製品は日本人に合わないと言う人がいて その食べ合わせにキノコを食べると良いと本に書いてあった。 冷蔵庫にキノコはなかったけど、干し椎茸ならあった事を思い出してそれを活用。 少し安心のチャウダーになった。 ホワイトソースは少量のバターとオリーブオイルで 小麦粉の代わりに米粉があった、ラッキー! 主食はレモン汁を効かせた玄米サラダ。 赤く光っているのは何と糠漬けの人…

ネギ味噌

ネギ味噌

朝から娘から電話、というかフェイスタイム。 「ネギ味噌ってどこからの情報?」と。 ネギ味噌とは孫の鼻水対策で作ったもので こんなもの子どもが好むかなと思いきや好評をいただき 以来、定番化している。 友永ヨガ学院指導者養成コースでは食べ物の勉強もするのだが その時の講師の著書からだの自然治癒力を引き出す食事と手当 にその作り方が書いてある。 刻んだネギに同量の味噌、そこに熱湯を注ぐだけの簡単なものだけど 「どうしてお出汁で作ってはいけないの?」と娘が言う。 これが聞きたかったわけね。 その時は「マクロビの世界では煮干しや鰹節も使わないからね〜」くらいにしか答えられなかったけど。 動物性タンパク質…

小さな不満

小さな不満

夫と二人暮らしで、私は帽子を作っている。 自分一人で始めて、一人で作る、はだか一貫の帽子屋だ。 その暮らしの中で、大きな比重を占めるのがごはん作りだ。 帽子もごはんも作ることは好きだけど、時に大変になることもある。 例えば、アトリエで針を持ちながら、夜ごはんの心配をしている。 「あ、冷凍してあった納豆を出して解凍しなきゃ」とか 「ごはんのスイッチ入れ忘れた〜」とか頭はクルクルと忙しい。 そんな感じで、やっとまあ満足なごはんが整う。 食べる事は生きる喜びだし、何よりも健康のために侮れない。 ただ、アトリエが一階、キッチンが二階ときているから良い運動にはなるが その上り下りには、いちいち閉口する。…

窓

アトリエには通りに面して小さな窓がある。 この窓が好きだ。 ただ、今までは仕事や家事に追われて 作品を飾ってみたり、放ったらかしになっていたり 気まぐれ状態であった。 でも、この頃、通りがかりの人に話しかけるような気持ちで言葉も添えて飾っている。 誰とも分からない相手と会話しているみたいで意外と楽しい、再発見だ。 以前からそのようにした事も確かあったのだが だからと言って、目に見える何かしらの反応があるわけでもなく やってもやらなくても同じ〜と感じたのも事実、 いつしか、すっかりうっかり忘れていた。 そうなのだ、人間は、大切だと気がついていても、つい、忘れることがある。 忙しくしていれば尚更だ…

どんぐりキャップ

どんぐりキャップ

この頃、私のこだわっている形に「どんぐり」がある。 丸っこいお椀型で、私たち日本人に良く似合うと思う。 パターンを四苦八苦して形を出すだけでも相当面倒くさいが 縫い合わせもまた一苦労、少々のテクニックを要する、気がする。 つい何となく縫ってしまって後から後悔することが多い。 まだまだ経験が足りない、鍛えられ方が足りない、、、と肩を落とした後に 「まだまだ伸び代があるのよ〜」と考えを変えて上を向く。 下向いたり上向いたり、忙しく首を振っている帽子屋だ。 難しいなと思う帽子づくりだが、その影に楽しさと喜びが隠れていて それを掘り起こすように気持ちが溢れて文章を書きたくなる。 帽子を作りながら、心を…

うっかり曜日

うっかり曜日

昨日はうっかりの日。 まず、生協の申し込みをうっかりすっかり忘れて夕方に気が付く。 楽しみにしていたチョコレートが食べられないじゃん、がっかりだ。 日中寒くて階下に暖を取るが、うっかり二階のエアコン付けっ放し。 電気代が怖いよ〜〜ごめんなさい。 朝と昼の薬を全部飲み忘れて、うっかり。 どうしよう。夕方と寝る前に分散させて誤魔化して飲む。 明日の灯油がないのに、うっかり電話し忘れた〜。 夕方、慌てて電話したら、これから届けてくれるって、ぎりぎりセーフありがとう。 うっかりを重ねてちゃっかり生きる、それも幸せというものか。 写真は帽子のトワル。 今、中折(ソフト)帽にはまっています。 夢中になれば…

トイレのこと

トイレのこと

やっぱり私って変わり者かな、そう思うことの一つにトイレがある。 要を足すときには、もちろんトイレの戸を閉めるが それ以外の時は基本、トイレの戸は閉めない。 なぜ、そうするかと言うと私なりの理由がある。 一つはトイレ内の温度と部屋全体の温度に差が生じるのが嫌である。 トイレに入った途端、ムーッと暑いとか 逆にひんやり寒い、と言うのが嫌なのだ。 それから匂いである。 毎日トイレの掃除をしても、どうしても独特の匂いが住みつく、気がする。 それを紛らわす為のスプレーなど市販されているようだが それらは嫌いだ。 化学的に商業的に作られた匂いは素敵と思えないし スプレー缶の後始末も面倒臭い。 薬品で匂いを…

賜り物

賜り物

還暦を過ぎて良かったなと思うことの一つ 未熟だった自分がよく見えるようになったことだ。 若い頃には気づかないほど、目の前のことに夢中だった。 だから、あの人にもこの方へも、いろんな人に謝りたい、そんな気持ちだ。 その一つ、帽子の大先生に謝りたい気持ちがいっぱいで 文化村のご案内を添えて謝罪のお手紙を出した。 目の前の帽子に夢中で不義理者の私でしたがお陰様で頑張ってますよ〜 そんな意味合いである。 ところが先生はすでに別の場所で隠居されていて お嬢さんから届いた丁寧なお手紙には 不要な木型を欲しい方はいらっしゃいませんかと、あった。 先生は敬虔なクリスチャンで「賜り物」という言葉をよく使っていた…

ミモザのベレー

ミモザのベレー

寒さも本番ですね。 今日はヨガで始まる日曜日でした。 駅に向かう道、ピリピリと冷気が頬に当たってしみました。 毎朝ヨガの練習をしているのに この頃、経年変化を感じている。 今日も立木のポーズではよろけてしまった〜〜 そんなあり得ない自分だけど、それもアリと思っている。 苦手だからやらないのではなく、だからこそ めげずに次回も頑張ろう。 カッコつけなければ良いだけだ。 さて、文化村へはいらっしゃれなかったけれど〜と ベレーのご注文。 この写真↑は文化村へ出品したもの。 これと同じで、飾りを小さめにというリクエストだ。 名付けてミモザのベレー。 黄色が新鮮なこの頃だけど、更に深さのある山吹色、派手…

ベレー帽

ベレー帽

シンプルな6枚はぎのベレーに残り物のお花をつけてみたら あら、いい感じ〜 すぐに縫いとめたかったんだけど他の用事でできなくて そのまま棚にポンとおいてあった。 そこへやってきた一人のお客さまが手に取った。 私の「いい感じ〜」が伝わったのかな。 かぶってみて、これが好きだと言う。 まだ作りかけだから、少し待ってねとお願いした。 退院したばかりと言っていた彼女。 そんな彼女の気持ちが少しでも華やぐように、心を込めて仕上げた。 明日、取りに来る。 彼女が喜んでくれたら私も嬉しい。 ものを作る醍醐味ここにあり。 ************************* いつもお読みくださりありがとうございま…