手作り帽子、

傘

先日、孫のお迎えの時のこと。 四谷三丁目で下車した際に、後ろからトントンと肩を叩かれた。 それが夫のそれと良く似ていて なぜこんなところにいるの?と思いながら振り返った。 すると赤の他人さまの男性が「傘を忘れてませんか?」と言う。 「あ!そうだ!!」と車内に戻り傘を手にして「ありがとう」を連発する私。 地下鉄の停車中の一瞬のことだったが ふわ〜っと嬉しさが込み上げスキップしたい感じ。 それからしばらく幸せ色に浸った。 あっと思ったことを、さっと行動に移して、間一髪の親切が届く。 すごいことだと思う。 私も真似したい、見習いたい。 どこの誰だかわからないけれどこの場を借りて もう一度ありがとうご…

11月のヨガ

11月のヨガ

11月のヨガの日程をお知らせします。 11月13日(日)、11月23日(水)祝日 今回は会場が取れなくてイレギュラーな日程になりました。 宜しくお願いします。 今朝、友永ヨガ学院の指導者養成コース14期生に入られた方から 嬉しいメールが届きました。 一昨日行われたガイダンスと顔合わせの感想でしたが こちらまで新たに学ぶ事への高揚感や学院の温かさなどが伝わってきて また、20年前の自分の記憶と重なって心が膨らみました。 人と人とが繋がって心が膨らむような気持ちになる そんな風が吹いてくるなんてスゴイ。 ヨガが単に体を動かすだけではなく精神性を大切にしているからこその醍醐味かな? さて、私もここま…

金木犀

金木犀

金木犀の香りに癒されてます、、、というメールがきて 影響を受けやすい私、早速、金木犀狩りに出かけた。 すぐ近くの公園だけど 改めて、こんなにたくさん金木犀が植えてあったとは、、、 そのくらい、あっちにもこっちにも金木犀の香り。 東高円寺駅に隣接している蚕糸の森公園。 環七と青梅街道に挟まれて車の往来も激しいところなのに こんなに咲いてくれてありがとう。 そして、しょっちゅう通る場所なのに今まで気が付かずごめんなさい。 脇目もふらず帽子を作っていた日々に反省。 そして、元気に散歩ができる今に感謝。 爽やかな朝のひとときでした。 朝7時、通勤の人々が地下鉄の入り口に吸い込まれるように入っていった。…

今朝の料理

今朝の料理

朝に夕飯の準備をするから朝の料理、私のおきまりです。 何か一つでも作っておくと、夕方が楽なんです。 往生際の悪い女は、夕方になると、もう少しもう少しと仕事をして なかなか台所に上がれないのです。 つまり、前日にあらかじめ食材の用意をしておかなければなりません。 が、今日はその用意が何もなくて、あり合わせでひじき煮を作りました。 缶詰のひじきを利用しました。 筍とか高野豆腐とか入れたら、もっといいけど。 味付けは少し甘めにしました。 玄米菜食にハマった時は糖絶ちしてたけど、今は適当にお砂糖も使っている。 長い人生、緩んだり締まったり、その繰り返し。 あと、レタスを洗ってジップロックに入れて冷蔵庫…

帽子との出会い

帽子との出会い

今日は帽子との出会い、そのきっかけについて書いてみます。 1981年に最愛の母を亡くした私は23歳 就職して1年目の会社も看病のために休職して宙ぶらりんな状態でした。 そんな時、何を考えたか、「風呂敷屋をやる」と宣言したのです。 それを聞いた従兄弟が「風呂敷なんてダメだ、帽子をやらないか」と 私を国立にある帽子のアトリエに連れて行ったのです。 従兄弟は彫刻家で兄弟子の奥様が国立でアトリエを主宰していた関係で ピンと閃いたのであろう。 通りに面して奥様の帽子のアトリエがあり 奥が自宅兼彫刻家の旦那様のアトリエになっている素敵な日本家屋だった。 二十歳そこそこの小娘の私は、そこに飛びつくように魅せ…

百花

百花

時には仕事を一切しない日も必要かな、と今日は映画を観に出かけた。 川村元気監督、原田美枝子主演の「百花」である。 原田美枝子さんは以前住んでいた家の近所にお住まいで 同世代という事もあり親近感があった。 そしてテーマは認知症の母と息子 物忘れが目立ってきた自分と重なるではないか、、、 銀座に買い物に出かける予定があったんでけど それをネットでポチッと済ませて、空いた時間を活用したのだ。 滅多にパソコンから買い物をしない派の私だけど 文明の利器を使うのもまんざら悪くない。 さて感想は、、、 現実と過去の出来事が良くまとまっていて、 テンポも小気味よく分かりやすかった。 だから、重いテーマなんだけ…

帽子づくりと秋の空

帽子づくりと秋の空

やっと涼しくなって冬物に精を出したいところなんですが 夏から取り組んでいる、やりかけパターン出しがなかなか進まない。 秋風が心地よい反面、焦りの雲がかかる心境である。 そんな中、洋裁教室の先生にテクニックのアドバイスをもらって 一気に雲が晴れるような気分になった火曜日のこと。 ところがどっこい、いや〜〜、もう、今日は新たな雲がかかっている。 コロコロと変わりやすい秋のお天気と女心とか言うけれど 私にとっては帽子づくりと秋の空、なのである。 上手くいっては喜び晴れて、上手くいかないと凹み雨が降る。 それは大変だけど楽しい 所々に喜びが散りばめられている山登りに似ているかな。 もう、ここまで登った…

誕生日

誕生日

明日は娘の35回目の誕生日。 1日早いけど、中華のランチでお祝いした。 女性の35歳、とても良い年齢だと思う。 良いことも悪いことも、全部、神様からのプレゼント。 自分の栄養として戴いて、もっと素敵な女性に磨かれてほしい。 そして願わくば、還暦を迎える彼女と話がしたいものである。 そんな気持ちを込めて贈ったカード。 お出かけは今年の新作ワンピースで。 気合を入れて支度したけど突然の雨に駐車場に行くまでにずぶ濡れになり 結局ブラウス&パンツにお着替え、残念でした。 帰宅したらアトリエに一目散。 こんなんなってるこの子が早く仕上げてよ〜と待っているから。 出来そうで出来ないフォルム出し。 ワクワク…

お月様こんばんは

お月様こんばんは

この頃、夫が足腰が痛いと言って、朝の散歩ができない。 それで、風に吹かれたくなって一人、夕方の散歩に出た。 一人も悪くないな〜身体に風を浴びながら公園へ入ると 懐かしい友に出会ったようなお月さまが。 思わず「こんばんは〜〜」と声が出た。 いえいえ、それは孫が2歳くらいだった頃に言った言葉を思い出してのこと。 娘の確か出張で預かった時 ママ〜といって泣く孫を抱っこして、見上げた空にお月様がこっちを見ていた。 それでひとしきり二人で眺めていたっけ。 その後、孫の口から 「お月様こんばんは」という言葉を聞いて感動した。 そう、月は友達のようにこちらを見て慰めてくれる、それが子どもにも分かるのだ。 幼…

足を知れ

足を知れ

昨日のお教室でのこと。 先生は非常に真面目でいてお茶目、私はどこか天然で この二人の会話で出た言葉「足を知れ」、それが今も響いている。 二人とも、あれを作りたい、これはどうだろう、、、と デザインやアイデアが溢れてくる。 ところがそれを形に仕上げるまでの時間が足りない。 圧倒的に時間が足りなさすぎる。 それで出た言葉「足を知れ」です。 これは私は娘時代にも言われていたし ヨガでも教えられたし そして、今、還暦を過ぎて帽子のアトリエの現場でも再びのお目見え。 よほど、私の魂は未熟でこの世にやってきたみたい。 いえいえ、アイデアが湧いてくるなんて素敵なこと。 それをすぐに形にできないからって欲求不…