京都旅行で買ったお土産はお煎餅だけ。
年齢とともに物欲も減っているのか
特に買いたいと思うものに出会わなかった。
宿から鴨川へ散歩したのだけど
その際に目に留まったのが、このお煎餅屋さん。
明治時代から創業という老舗らしいが
見るからに趣がある。
私でなくても吸い込まれると思う。
中では女性たちが(老いも若きも)せっせと
煎餅を袋詰めしていた。
そのたくさんの煎餅の中から
亀の形をしたものを買った。
「味は普通のお煎餅ですよ」と言われたが
家に帰って食べてみると美味しい、醤油の素朴な味だった。
シンプルに醤油の味で勝負している。
我が家の近所にもお煎餅屋さんはあったのだが、
次々に廃業して今は無くなり寂しい限りだ。
翻って我が身を思う。
煎餅屋ならぬ、私は帽子屋。
作るものは違うけど、どこかシンパシーを感じる。
このお煎餅屋さんのように逆に特別な光を放つように
まだまだ、あきらめないで作ります。
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