東高円寺

思いやりマスク、その後

このマスクは本当に手間暇のかかる 作る者にとっては、いわば面倒臭いマスクです。 手を焼いた子ほど可愛いと言いますが、 だからこそ私にとっては、とても愛おしい作品です。 そのマスク、先日10枚発送しました。 今回はマスクの説明文をびっしり書かせてもらいました。 そしてその用紙を黄色にして 白いマスクとのコントラストを楽しみました。 また、添付する名刺一枚一枚に 手書きで小さな帽子のイラストを加えて まるでお友達にプレゼントするみたいにワクワクしました。 納品のたびに、少しだけバージョンアップしているかな? 小さな仕事に小さな満足、ささやかだけど嬉しいです。 と送付した翌日、そのお客様から追加注文…

暑中お見舞い申し上げます

暑中お見舞い申し上げます

暑さ本番です。 気がついたら、もうお盆ですね、夏休みです! みなさま、どのようにお過ごしでしょうか。 私は今朝も早朝散歩で汗を流してきました。 夏は朝が一番ですね。 洋裁教室、帽子教室では新しく参加される方をお迎えして、 新鮮な空気が流れています。 また、アトリエではドレスに羽織るケープやマスクなど 時間を見つけては、ものづくりを楽しんでいます。 さて、アトリエKYOKOの夏休みは8月13日、14日、24日といただきます。 また、土日は予約制となっております。 お気軽にご連絡を頂けましたら幸いです。 いつもと違う今年の夏ですが その中にも小さな楽しみを見つけて どうぞ大切にお過ごし下さい。

こんな形になっちゃった

こんな形になっちゃった

ドレスの上に羽織るケープのような、、、というリクエストが来ました。 ケープは何回か作っているのですが、 夏用にも良さそう、ということで取り組んでいます。 トワル用のパターンですが こんな形になってしまいましたが、、、 ボデイに着せてみると、こんな感じ。 自分でも着てみたり、 つまんだり引っ張ったり ああでもない、こうでもない、検討中です。 考える時間は目には見えませんが、 贅沢な幸せな楽しい時間です。

夏のベレー

夏のベレー

実は生徒さんに刺激を頂いて自分でも作ってみた夏のベレー。 作りながら「あれ?」って思ったの、何か癒されているのか元気になってるな、自分って。 こうやってピンを打ちながら心地よさを見つけるように仕上げるのだけど このピンが可愛いって言う人がいるので、それをデザインにしてみました。 大切に織られたヘンプの素材の良さを出したくて 思い切って接着芯なしで作りました。 その上、大事な頭を守るものだからと ストールにしても良い布を裏地に使ってみた、 まあ何という贅沢!きっと涼しいと思います。 「かぶるお薬」のように誰かさんを元気にお守りしてくれたなら、 帽子屋として最高の幸せというものです。

蝉の声

蝉の声

私の散歩コースの一つはこの公園。 そこに入ると、一斉に蝉の声に包まれた。 待ちきれないのかな、梅雨明け前だというのに大合唱。 青梅街道と環七に挟まれた東京だというのに。 お目当はこの大木。 この公園の中心的な感じ、まるでお父さん、いや長老かな。 太い幹に毛細血管のような枝がいっぱい伸びて更に葉っぱがひしめく。 しばらく、そこにたたずみ蝉の声を身体中で味わった。 なんというか、滝に打たれているみたいにビンビンきた。 まさにエネルギーのチャージであり、心の洗濯。 物を作るって、心がスッキリしていないと出来ないのである。 だから、お散歩も私にとっては仕事のうち。 日本で一番効率の悪い帽子屋かもしれな…

お出かけ

お出かけ

息子の撮った写真が展示されているというので 横浜の新聞博物館へお出かけして来ました。 大きく引き伸ばして展示されていて 新聞掲載とはまた違った趣でした。 ささっと鑑賞して、お目当は中華街のランチです。 こんにゃく米のチャーハン、初めて食べました。 美味しかったです! 梅雨の晴れ間をただお散歩も楽し、道端のひまわりの向こうは海です。 新聞博物館はレトロでとてもムードある建物。 コロナ対策もしっかりとされて、来場者も少なくて、 自粛中のお出かけの気分転換には良いところでした。 仕事に育児に奮闘している娘が 少しでも息抜きできたらいいなとお出かけした週末、 私は夏のベレーとドレープのチュニック着用し…

フラットカフェ

フラットカフェ

「今日は雨が降らないみたいだぞ」と夫が言う朝、 あ、あそこに行こう!と思いつく、フラットカフェ。 隣駅から15分くらい歩くかな、、、ちょっと遠出だけど、 イケイケどんどんな気持ちで、 必要な仕事だけサッサと済ませて、さあ出発! お供の帽子はレースの麦わらで作った夏の定番メンズライク。 中野通りから少し入っているので、いつも迷いながらたどり着く、そんなところです。 到着するやいなや、私の大好きな小松菜が店頭に並べられているその最中で思わず、 「わ〜〜、どこに畑があるのですか?」と尋ねた。すると、 「この建物の屋上に畑があって、そこの正真正銘の無農薬ですよ」との答えでした。 それがなんと100円、…

「思いやりマスク」の裏地について

「思いやりマスク」の裏地について

コロナの影響で忘れてしまいがちな「思いやり」を大切にしたい! と生まれたこのマスク。 今回は季節柄、接触冷感素材を使ってみました。 でも、人の顔形は十人十色。 大きい顔の人もいれば小さい顔の人など様々です。 顔かたちが様々なのに、同じサイズのマスクをすることで生じてくる問題があります。 それは「マスクに生地が接触する人」と「マスクに生地が接触しない人」がいるということです。 なので、接触冷感には個人差があります。 そして、裏地は肌に直接触れるので肌荒れも心配です。 なので今回は棉100パーセントのものを使用しました。 「子供がすぐに外してしまうマスクですが、こちらの素材にしたらずっと付けてくれ…

思いやりマスク発売!

思いやりマスク発売!

コロナウイルスでマスクが手に入らないという声を聞いて 私も何かできるかもと始めたマスク作り。 大切な皆様にお配りしたことがきっかけで、大量注文が入ってとても嬉しく思っていたら そのマスクをもらったという人からまた大量注文が来るという嬉しい連鎖が続いています。 そこで、せっかく作るのならと夏に向けて接触冷感の素材を使用し改良を重ねました。 まるでクチナシの花のように素敵で機能的なマスクになりました。 マスクというのは自分を守るというより、相手に自分のウイルスを移さないためのものと聞きました。 つまりマスクは思いやりです。 でも、みんなでマスクをすればみんなが助かるのです。 何と素敵なアイテムでし…