東高円寺

トイレのこと

トイレのこと

やっぱり私って変わり者かな、そう思うことの一つにトイレがある。 要を足すときには、もちろんトイレの戸を閉めるが それ以外の時は基本、トイレの戸は閉めない。 なぜ、そうするかと言うと私なりの理由がある。 一つはトイレ内の温度と部屋全体の温度に差が生じるのが嫌である。 トイレに入った途端、ムーッと暑いとか 逆にひんやり寒い、と言うのが嫌なのだ。 それから匂いである。 毎日トイレの掃除をしても、どうしても独特の匂いが住みつく、気がする。 それを紛らわす為のスプレーなど市販されているようだが それらは嫌いだ。 化学的に商業的に作られた匂いは素敵と思えないし スプレー缶の後始末も面倒臭い。 薬品で匂いを…

教室風景

教室風景

先日のお教室では素敵な巻きスカートが出来ました。 お洋服のリメイクです。 パンツの上に重ねたら寒い季節に良いですね。 生地が素敵なんですけどエレガントな素材でタラタラと重さがあり ちょっと扱いにくかったです。 難しそうだなと思ったけど何のその。 さすがアトリエKYOKO洋裁教室のテクニックです。(自画自賛失礼) 時間はかかりますが、確実に作品が仕上がります。 ところで、この方とっても素敵なご近所さんでした。 高円寺にこんな素晴らしいコンセプトのお店があったとは〜〜 街を豊かに彩る個性的なお店、私も興味津々です。 お近くにお越しの際は、ぜひ!行ってみてくださいませね!! ************…

賜り物

賜り物

還暦を過ぎて良かったなと思うことの一つ 未熟だった自分がよく見えるようになったことだ。 若い頃には気づかないほど、目の前のことに夢中だった。 だから、あの人にもこの方へも、いろんな人に謝りたい、そんな気持ちだ。 その一つ、帽子の大先生に謝りたい気持ちがいっぱいで 文化村のご案内を添えて謝罪のお手紙を出した。 目の前の帽子に夢中で不義理者の私でしたがお陰様で頑張ってますよ〜 そんな意味合いである。 ところが先生はすでに別の場所で隠居されていて お嬢さんから届いた丁寧なお手紙には 不要な木型を欲しい方はいらっしゃいませんかと、あった。 先生は敬虔なクリスチャンで「賜り物」という言葉をよく使っていた…

ミモザのベレー

ミモザのベレー

寒さも本番ですね。 今日はヨガで始まる日曜日でした。 駅に向かう道、ピリピリと冷気が頬に当たってしみました。 毎朝ヨガの練習をしているのに この頃、経年変化を感じている。 今日も立木のポーズではよろけてしまった〜〜 そんなあり得ない自分だけど、それもアリと思っている。 苦手だからやらないのではなく、だからこそ めげずに次回も頑張ろう。 カッコつけなければ良いだけだ。 さて、文化村へはいらっしゃれなかったけれど〜と ベレーのご注文。 この写真↑は文化村へ出品したもの。 これと同じで、飾りを小さめにというリクエストだ。 名付けてミモザのベレー。 黄色が新鮮なこの頃だけど、更に深さのある山吹色、派手…

ベレー帽

ベレー帽

シンプルな6枚はぎのベレーに残り物のお花をつけてみたら あら、いい感じ〜 すぐに縫いとめたかったんだけど他の用事でできなくて そのまま棚にポンとおいてあった。 そこへやってきた一人のお客さまが手に取った。 私の「いい感じ〜」が伝わったのかな。 かぶってみて、これが好きだと言う。 まだ作りかけだから、少し待ってねとお願いした。 退院したばかりと言っていた彼女。 そんな彼女の気持ちが少しでも華やぐように、心を込めて仕上げた。 明日、取りに来る。 彼女が喜んでくれたら私も嬉しい。 ものを作る醍醐味ここにあり。 ************************* いつもお読みくださりありがとうございま…

考える日

考える日

週末は寒中見舞いを書いた。 年末は出展でそれどころではなく今頃のご挨拶 相変わらずマイペースなんだな〜 すごーく一生懸命にやっているつもりなんだけど 結局、呑気なものだ。 さて、今日は考える日だった。 テーマは2023年のアトリエKYOKO。 ファイルを整理したり、記録を読んだりする中で 5年前、10年前、もっと前の自分が見えた。 頑張っていたな〜一生懸命だったな〜未熟だったけどね。 そして、たくさんの人にお世話になった。 忘れていた方々の名前も出てきた。 月並みな言葉だけど「ありがとうございました」 反省ばかり思い浮かぶ、恥ずかしいくらい。 でも、過去に遡ることはできないから 今、出来ること…

今日の帽子

今日の帽子

今日は夏の帽子をお直しした。 ヘンプというお気に入りの布を使った作品だが 思ったほどに腰がなくてヨレヨレしたのだ。 ブリムだけ全部ほどいて、接着芯を貼り直し、同じように仕立ててみた。 それは大変に面倒くさい作業だけど 出来上がった時の嬉しさを思うと頑張れるのだ。 ほら、後ろがクルっと持ち上がった。 これと同じパターンで違う素材でも作ってみたくなる。 もう日は傾いてきたけど、どこまで出来るかな。 寒中見舞いが今日出来上がってきた。 コメント書いたり住所のシールを作ったり やりたいことがたくさんあって交通整理が必要な、そんな帽子屋である。 ************************* いつも…

2023スタート

2023スタート

新しい年、こんにちは。 2023年がやってきました。 昨年はブログに力を入れた一年でした。 書くことが好きなので、帽子を作りながら思いが湧いてくるそれを 流さないで書き留めようと思ったのです。 それを多くの方に読んでもらいたくて 不遜にもランキングに参加してしまいました。 共感したいからです。 でも、ランキングが気になって 書きたい→書いた方が良い→書かねばならぬ みたいな気分になったこともありました。 それは反省しています。 共感は迎合とは違いますよね。 2023は書きたいタイミングを大切にします。 そして、もっと自分の本質を大切にします。 還暦を過ぎてからの時間の流れ方が一層早いと感じてい…

日常

日常

文化村が終了して日常が戻りました。 朝の散歩、朝の家ヨガ、そして3日に一度のプチ筋トレ。 そして孫のお迎え当番も復活。 のり弁3人前作るのも新鮮でした。 「文化村でいくつ売れたの?」と孫に聞かれて驚いた。 いつの間にそんな事を言うようになったのか。 でも関心を持たれたことが嬉しかった。 さあ、一息ついて片付けよう。 そして考えよう今回の反省点、そして、これからのこと。 やっとここまできた60代、無理し過ぎないで、もうひと頑張り。 ************************* いつもお読みくださりありがとうございます。 友達に手紙を書くように気ままに書きながら そのことで自分を癒し、元気づ…

甥っ子

甥っ子

今日が甥っ子の誕生日だとFacebookから知らせがきた。 そうか、そうだったと遠い昔に思いを馳せる。 確か、当時めずらしいラマーズ法の出産を選び 少し遠くの病院で出産した姉。 こんなところで、、、と思いながら見舞いに行くと 姉は元気にベッドに横たわっていた。 が、驚いたのはそばかすである。 一夜にして一段塗り替えたようにそばかすが濃くなっていたから。 甥が41歳というのだから、41年前の冬のこと。 当時、もう私たち姉妹に母は無く、私がただ一人の頼れる姉妹だったのに 母を亡くしたばかりの23歳の私は 自分の悲しみに精一杯で産後の手伝いに頼りにならない妹であった。 子供を産むこと、育てること、何…