帽子

誕生日に寄せて

誕生日に寄せて

今日で63歳になる。 お誕生日おめでとう自分。 この歳になってわかったことは 自分がなんと幼い魂でこれまで生きてきたのかということ。 つまり未熟だったということ。 だから、困難もたくさん必要だったのだと合点がゆく。 そう気づいたことで肩の力がふと抜けた。 これからはもっと謙虚な気持ちでみなさんと仲良くできそうで嬉しい。 まず、仕事に関して。 自分には「帽子屋」という山登りはハードルが高すぎたと思う。 難しすぎる〜〜というのが正直な今の感想です。 それも杖もカッパも持たない上に、登り口も知らず才能もなく、ですから。 ただ、我武者羅にこの登山をしてきたのだ。 その為、多くの身近な人に迷惑をかけた。…

お直しの帽子

お直しの帽子

だいぶ前に買っていただいたフェルトの帽子 お花がちょっとダレてきたとお直しのご相談でした。 旧友に会ったような懐かしさを覚えながら 作った当時の自分を思い出して また、大切におかぶりいただいていたのを垣間見て 胸が熱くなりました。 旧作品に以前の未熟な自分を見せつけられることもあるけれど この帽子は、よく頑張って作っていたな、、、 もう二度と作れない、言ってみればアートだわ〜〜って自分で思います。 作ったその時は客観的に見れない、、というのかな。 時間を経て見ると、また、違うようです。 アトリエKYOKOでは試着の際のファンデーションの汚れを防止する布をおつけしていますが、 それを汚れ防止にそ…

ピンタックキャップ

ピンタックキャップ

先日、市場調査で行ったのは聖蹟桜ヶ丘の京王百貨店、 そこで思いがけず 私の帽子をかぶっているお客様に出会った! そう、この方! グレイヘアを若々しくポニーテールにまとめて 私の定番ピンタックキャップを上手におかぶりいただきまして 嬉しい瞬間でした。 神様からご褒美もらったみたい。 「街中に帽子の花を咲かせたい」そんな夢を思い出しました。 ありがとうございました。

製作中の帽子

製作中の帽子

力抜いて頑張っています。 朝の散歩、コロナの影響で緑が生き生きしています。 @中野セントラルパーク どなたかのブログで見た料理を再現してみた、夏の焼き野菜の漬け 下味をつけた焼き野菜に、薬味の醤油ベースのタレをかけて食す、夏らしい一品。 今、製作中の帽子は同時進行で2つ。 お客様に喜んでいただけるように心を込めて〜〜 製作は座りっぱなしになりがちだから、孫が帰った途端体重増加、今頃コロナ太りだ〜〜 紫陽花が咲き始めましたね。 どなたさまも良い6月をお過ごしください。

帽子とマスクのセット色々

帽子とマスクのセット色々

定番ピンタックキャップ(夏用)の裏ブリムとお揃いの布でマスクを作ってみました。 ちょっと素敵です。 こちらはご来店のお客様に布をセレクトしていただいて 裏ブリムとマスクとセットに。 こちらは帽子と同じ素材でシンプルに。 男性にカッコイイかも。 こちらは療養の帽子(KYOKO帽)にこんなマスクをセットしてみました。 こちらはマスクだけの試作です。 マスクで口元に明るさを持ってきたいなと思ったのですが、、、。 無限に組み合わせがあり、楽しいのです。 使い捨てマスクよりも、つけ心地が良いのが何よりです。 そして、見た目もやっぱり素敵ですね。 服や帽子と色が合っていればなお良いですけど、 そうでないな…

子どものセーラー

子どものセーラー

この帽子はセーラーハット、つまりブルトン型の帽子です。 子どもがかぶりやすいように 柔らかい素材で柔らかく作りました。 接着芯もサイズリボンも省略しました。 なのでフニャフニャ感あります。 でも、丸めてお尻のポケットにも入れられるし かぶりやすそうで悪くないな〜 フニャフニャ感としっかり感とのバランス、、、 いつもこのバランスに悩みます。 何気なく知らないお姉ちゃんお兄ちゃんたちに近づいてゆく孫 コミュニケーション力高そう!? 随分大きくなりました。今度の日曜日に3歳になります。 追いかけるのも体力勝負、家に着くとホッとします。 子育てってこんなに大変だったんですね〜〜改めて思い出します。

マスクとセットで

マスクとセットで

マスクと帽子をセットで、、、というご提案をいただいたので 早速、作ってみました。 これはKYOKO帽にブリムをつけた定番ピンタックキャップのバックスタイル お客様のお顔を思い出しながら 浴衣の生地を使ってみました。 どうかしら。 色々と作ってみたいわ〜〜 創作意欲がウズウズとモリモリと、、、 時間がいくらあっても足りないと思うの、しあわせなことよね。

褒められてうれしい帽子

褒められてうれしい帽子

昨日、雨上がりに近所の公園までお散歩に行きました。 娘も夫も在宅勤務で忙しそうなので もっぱら私が孫のお相手というわけです。 私の作った帽子をなかなかかぶってくれないと昨日のブログで書きましたが そんな私にご褒美が降って来ました。 行きすがらお客様にお会いして 「かっこいい帽子をかぶってるわね〜〜」って褒められたのです。 もう、すっかり孫もその気になって 何回もそれを言いながら得意になって歩きました。 もうすぐ3歳とはいえ、魂は立派な一人前。 ちょっとした声の掛け方でベクトルが変わるのですね。 コロナどこ吹く風でしょう 西に沈もうとする太陽がすべてをキラキラと輝かせていました。 帽子をお褒めい…

子どもキャップ

子どもキャップ

せっかく孫が来ているのだから 彼の帽子を作っています。 でも、子どもの(特に男子の)帽子ってよくわからないのです。 何回も作り直して完成したのがこれです。 少し大きめに作って後ろでゴムを入れました。 でもね、「おじさんみたいと言って被ってくれないの」とほほ。 どこがおじさんなのか分かりませんけどね。 忖度しないのも良し悪し。 やっぱり作ったものが相手と共鳴してこその喜びなんですよね。 気を取り直して、また、出なおすわ!

キャスケット

キャスケット

コロナの嵐の中 コツコツと製作に精を出そうと やりかけだった作品に向き合っています。 適当に仕上げたら何となくいい感じ。 それで気を良くして作った2作目が今ひとつだったので トワルを作ってみました。 まあまあ、いいじゃん!?とまた気を良くして3作目に挑戦、 ところが素材があり合わせだったのでやっぱりダメだわ〜〜 残念!と肩を落とした昨夜のこと。 ほら、ピンタック部分が揺らいでいるでしょう? さ、気を取り直して次へ進もう! 失敗は成功の元!!