先日、お世話になっている方から良い言葉をいただいた。 「経年劣化ではなく、経年変化を楽しもう」です。 劣化ではなく変化だと思うこと、つまり、衰えることを受け入れるということかな。 具体的に私の場合は、ゆっくり動く、です。 ゆっくり動くことで、見えてくる景色も変わるから それを楽しみばいい、と考えた。 今にして思えば、若い頃はゆっくり動けず、一人よがりに頑張っていた感がある。 ゆっくりでいい、でもサボらないでコツコツ 地味に頑張ろうと思うのだった。 写真は今取り組んでいるベレー帽。 1、2枚目:表ができてプーぺに乗せて、いい感じ。 3枚目:さて、裏地を入れると当たりが出てしまい、少しがっかりの昨…
ハンドメイドクリエイターズファイルⅣ
昨年、文化村へ出展したことからオファーが来て 迷ったのだけれど参加しました。 それが、この度完成して贈呈本が届きました。 ハンドメイドクリエイターズファイルⅣです。 力強い作家さんたちの作品群が保存版の書籍になっています。 その中の1ページに私の作品も仲間入りさせてもらいました。 1月にオファーが来て、3月末が締め切りでした。 約2ヶ月時間があったのに 新作は1つしかできませんでした。 また、過去の作品の記録が足りなくて写真も紛失していたり とほほの自分を改めて発見しました。 なんというか視野が狭い頑張りを続けてきた感じです。 とにかく一生懸命なんだけど、脇が甘い。 そして要領が悪い。 しかし…
カチューシャボンネ
洋裁教室の生徒さんがつけていらしたボンネがカチューシャだったので それを応用して何とか作ってみました。 彼女が付けていたのを真似して作ろうと思ったのだけど ぜんぜん違うこんな作品になってしまいました。 サイドの髪の毛が顔にかかってくるのが嫌なんです。 それを後ろへ流してくれるのがカチューシャの魅力の一つです。 ちょっとお食事にお出かけしたり 美容院に行けない時の誤魔化しヘアーに活用したり 目立たないけど「あら素敵!」というのを狙っています。 フィーリングで一つ一つ作るから、本当にオンリーワンです。 カチューシャボンネ ¥20000(税込アトリエ価格) お洒落で免疫あげましょう! *******…
どんぐり’23
いつまでも暑くて夏バテ気味の私ですが アトリエでは冬の準備が始まっています。 冬こそ帽子の季節です。 今日はかぶって温かい、こんな帽子をご紹介します。 何気ないこの形が可愛くて大好きなのです。 どんぐりキャップと名付けました。 色々と試行錯誤して、今、この形に落ち着いています。 Sサイズ(56センチ)、Mサイズ(58センチ)、Lサイズ(60センチ)とご用意しています。 今年はワンポイント、刺繍をしてみました。 どなたにも大変よくお似合いと存じます。 ぜひ、お手にとってご試着を楽しんでくださいませ。 11月にアトリエにて展示受注会を企画しています。 皆様とお会いできますように。 どうぞ宜しくお願…
10月のヨガのお知らせ
9月になりました。 来月のヨガの会場の申し込みができました。 10月8日(日曜日)、22日(日曜日)です! 年齢を重ねて、暮らしの中で「ヨイショ」が増えてきました。 だからこそのヨガです。 私のお教室は月に2回しかありませんが お家で復習をすることで効果は出ます。 体の軽さは帰り道の足取りに感じることができます。 そして帰宅後に鏡でご自分を見てくださいね。 清々しい表情をしていると思います。 私はヨガの後の自分が好きで、ここまで継続してきました。 ぜひ、ご一緒しましょう♪ 今日の写真はここ数日格闘していたパターンの海。 うまくゆかなくて嫌になっちゃったの。 要領の悪い自分が、なんて面倒臭いこと…
総レースのキャペリーヌ
作りかけていた作品を仕上げてみました。 5月のイベントの時に間に合えば良かったのにね。 どうもタイミングがズレる私です。 手が2本しかないから仕方ない、とも思うのですが。 (写真↓リボンを後ろで結んでも可愛いです。) でもね、それは反省すべきことだと気がついたの、この頃。 先に気持ちが動く、それに手がついてゆく。 待って〜〜って追いかけるように作っていたんだけど。 それはそれで自分らしいとも言えるけれど。 手が気持ちについてゆけないのは、もう分かっていることなのだから それを計算に入れて、もっとよく考えて作ってみようと気がついた。 気がつくって嬉しいこと。 反省なんだけど、何だか楽しく仕事して…
お出かけ
アトリエKYOKOオリジナルワンピースとハットで 虎ノ門の歯医者さんまでお出かけしました。 スカラップが気に入っているワンピースは数年前の作品です。 大切に着回しています。 帽子はもっともっと古い、30年前くらいの作品です。 パナマのような高級感あるこの素材(パリバンタル)は古くなっても型崩れもないし 逆に味わいがあり気に入っています。 愛着のある作品を大切に着回す。 自分自身も物も丁寧に扱う、そんなお洒落を楽しみたいですね。 ここまでやってきて、自分の作品を着用してお出かけができるようになりました。 まず自分を喜ばせた次は、 他の誰かさんのためにお役に立ちたいなと思います。 まだまだ学ぶこと…
サンバイザー
帽子ってかぶると、どうしても暑いのです。 そんな時、サンバイザーが出番です。 頭を覆うものがないから涼しいです。 こちらのバイザーは古い作品なので ご注文いただいたらお作りします。 後ろにゴムが入っているのでフリーサイズです。 なのでクルクルと丸めることはできません。 ヘアバンドのようにかぶると、こんな感じです。 襟足の髪の毛を持ち上げるようにすると、とっても涼しくお散歩ができます。 量産されている商品も良いものがたくさんありますが 一つずつ作る私の帽子は商品ではなく作品だと思っています。 ご興味ございましたら、ぜひ、ご試着を楽しんでください。 アトリエは予約制でコツコツと活動しています。 お…
男女兼用サファリ
オーソドックスな帽子を一つずつ、自分のものにしようと思って作っています。 かつらぎという生地を使って作りました。 バイカラーで作ったもの に対して今回はシンプルな白一色。 技術が少しは進歩したかな、以前よりも作るのが楽しくなりました。 帽子屋の道は長いです。 あせらないで、一つずつ、丁寧な製作を続けてゆきます。 ありがとうございます。 ************************* いつもお読みくださりありがとうございます。 友達に手紙を書くように書いています。 気ままな私の帽子ものがたり、良かったらお付き合いくださいませ。 ランキングに参加しています。 ポチッと応援クリックよろしくお願い…
君たちはどう生きるか
先週の日曜日に娘と観てきました。 宮﨑駿の「君たちはどう生きるか」 実は途中で居眠りしてしまったのだけど、それはストーリーが分かりにくかったのかも。 戦争の悲惨さ、一方で戦争でお金が儲かる、母親と子どもという普遍的な絆、姉と妹、 別れてまた巡り合う輪廻転生、などなど 人の心の色々を断片的に散りばめた抽象画のような作品だと感じた。 そして、私たちはこれから、どう生きるかと 宮﨑駿監督に問われているのではないだろうか。 さて、めちゃ暑いそんな日のスタイルはノースリーブのワンピースとブンタルハット。 それでも映画館は冷房が効いていて長袖カーディガンがあって正解でした。 売れ残りのハットは自分でかぶっ…