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かぶるアート

かぶるアート

かぶるアートなんて言ったらおこがましいかな でも、そんな言葉が浮かんできたの。 自分で言ってしまう図々しさをお許しください。 これは陽だまりの帽子。 ミモザが咲く冬の終わりに人の心に一足先に春を呼ぶ、そんな帽子。 これはモニョモニョと曲線遊び。 自然界に直線はないと聞く。 だから?アールは大好き、気持ちいい、そんな帽子。 こちらはベージュ色と黒のデート。 互いに引き立て合う色の組み合わせにゾクゾクしながら作りました。 どこか分からない空想の森、そんな帽子。 帯地の残りで作ったボタンがポンポン飛んで楽しいリズムが生まれた。 リズムは元気な心の動き、そんな帽子。 帽子は特別にアート的な要素が含まれ…

甥っ子

甥っ子

今日が甥っ子の誕生日だとFacebookから知らせがきた。 そうか、そうだったと遠い昔に思いを馳せる。 確か、当時めずらしいラマーズ法の出産を選び 少し遠くの病院で出産した姉。 こんなところで、、、と思いながら見舞いに行くと 姉は元気にベッドに横たわっていた。 が、驚いたのはそばかすである。 一夜にして一段塗り替えたようにそばかすが濃くなっていたから。 甥が41歳というのだから、41年前の冬のこと。 当時、もう私たち姉妹に母は無く、私がただ一人の頼れる姉妹だったのに 母を亡くしたばかりの23歳の私は 自分の悲しみに精一杯で産後の手伝いに頼りにならない妹であった。 子供を産むこと、育てること、何…

教室風景

教室風景

昨日のお教室、Hさんがワンピースを完成させました。 またまた素敵な生地、ふんわり軽いウールです。 既製服ではあまり見かけないスクエアーカット。 そして、微妙なデコルテライン、詰まりすぎず開きすぎず。 オートクチュールのレベルですよね。 コンシールファスナーも上手に付きました。 袖丈も好みに合わせて短めにして 軽さに驚く一着、湯気が立つように仕上がりました。 コツコツと重ねた作品が出来上がる時は至福のとき。 自分の作品も、人様の作品も、洋服大好き、お洒落大好きです。 私にとっては、お洒落は絶対元気を連れてくる〜〜 自分らしく、自分を信じて、ゆっくりと丁寧に重ねてまいります。 お教室の皆さまには、…

キャップ

キャップ

今日も帽子のご紹介をさせてください。 6枚はぎのキャップです。 皮とフランス輸入のフェルトの異素材ミックスで作りました。 縫い目を表に出して切りっぱなしです。 素材の性質を活かして軽さを表現しています。 軽く、どこか都会的なカジュアルエレガンスを目指しています。 お椀型のたっぷりしたフォルムはやはり小顔効果が狙えますね。 後ろにゴムが入ったLサイズです。 緑色は森の葉っぱの色、意外と合わせやすいお色です。 冬のドライブやカジュアルなお出かけにいかがですか? 文化村クラフトコレクション22に参加します。 このお帽子も持ってゆきます。 ぜひ、この機会にお手にとってお試しくださいませ。 温もりの宿る…

ベレー

ベレー

今日は帽子のご紹介です。 私らしいベレーができました。 大きなフォルムです。 それはお顔をスッキリ見せる小顔効果があります。 柔らかい皮があったのでお花にしてみました。 随分前に浅草橋の小さな問屋さんで買いました。 また、行きたいと思うのですが すっかり忘れてしまって何事も記録がないのが私の反省点です。 でも、皮は最近は動物愛護とかで人気がありませんから 忘れたままでいいのかもしれません。 そうですよね、無理して使う必要はありません。 皮の魅力は何と言っても切っぱなしで使えることです。 軽さが表現できるから好きなんです。 このベレーはとてもかぶりやすいです。 温かくて重宝します。 冬こそ帽子の…

ラザニアの夜

ラザニアの夜

昨日は保育園のお迎え当番の水曜日。 帰り道に寄った夜の公園。 コートを脱いで風の子ひとり(背が伸びて大きくなりました)。 のびのびと、私とふたり鬼ごっこ。 この歳でこんなこと出来て「幸せだよね」と自分に言い聞かせる。 人気の去ったこんな時間、昼間とは違う木々の表情が美しい。 空気も澄んでいるような気がして気持ちも良い。 5歳の子どもが、こんな時間に公園で遊ぶなんてと、一瞬そう思うのは古いのかな。 私の脳みそ、一生懸命バージョンアップする。 思わず撮った数枚の写真。 本当はもっとキラキラしていたんだけど。 帰宅するとラザニアの夜が始まった。 夫も合流して娘の手料理のご相伴だ。 文化村の会期が近い…

バラ

バラ

友達の友達からこのバラはもらったのだ。 随分、前のこと、まだ車に乗っていた頃だ。 正直、この貰い物はありがた迷惑?と感じていた。 だって、お世話が大変でしょう? その頃の私は今よりもっと未熟で 頭の中は帽子製作でいっぱいいっぱい。 とても植物にまで手を出せないわ〜という状態だった。 ところが、いただいてしまうと処分するわけにはいかず そんな私の内心を知ってか知らぬか バラたちは愛らしい花をつけてくれて まんざら悪くないな〜と喜ぶ自分だった。 植木鉢から地植えに移すと、あっという間に枝を伸ばして今に至るのだが その間、虫に食われるわ食われるわ〜〜 最初はビクビクオロオロしていたが、今は食われるま…

にこにこヨガ

にこにこヨガ

今日はにこにこヨガの日曜日でした。 本当はにこにこファミリーヨガという名前でしたが 略してにこにこヨガと呼んでます。 家族にヨガをやってもらいたくて 当時住んでいた家のすぐ近くの会館で 家族が参加できるように日曜日開催 というスタイルで始めたのです。 だから、にこにこファミリーヨガな訳です。 確か2009年の5月、母の日に 子どもたちも参加して始めました。 子どもたちが参加したのは1回か2回 結局、夫だけが今でも継続して参加してます。 そんな夫から今日は写真を撮ってとリクエストがありました。 写真を撮ってみると 自分のポーズを確認できますね。 でも、ポーズの完成にこだわっていません。 とにかく…

DM

DM

今日、80枚のDM出しました。 私のDMは近況報告と思ってます。 Bunkamuraクラフトコレクションから支給されたハガキは作品の写真が無いので 独自にフライヤーを作って活動の内容が見えるように工夫したつもりです。 こんなの出して相手にどう思われるかな〜って一応考えるけど そこは深読みしないで 「エイ、ヤー!!」って出しちゃう。 それで来てくれたら嬉しいし、来てくれなくてもご挨拶がつながって良かったとする。 その作業が一瞬、面倒臭くて大変と思うけど 差出人がお客様というか友達というか、そんな感じだから 手紙好きの私にとっては意外に楽しく、一言メッセージを書くのである。 書いているうちに、楽し…

kyoko帽

kyoko帽

kyoko帽、納品しました。 プチプラだからビジネスにはならないのだけど 納品するときにはとても嬉しいのは何故だろう。 言ってみれば私の子どもであるKYOKO帽が ささやかに誰かさんのお役に立ってると思えるからかな。 手作りをする者からすると、恐ろしいくらい安価な洋服などが溢れているこの頃 手仕事の文化が消えてしまうのではと思う。 でも、そんな心配に抗うように私は帽子を仕事として続けてゆこうと思う。 例え、ビジネスにはならなくても 自分が鍛えられ磨かれ成長する事ができれば、それはお金には代えられない。 嫌な事があってもアトリエに降りて仕事を見れば 私にはこれがあると思える。 作品に集中すること…