東高円寺

バランス

バランス

昨日の投稿で電動ポットをやめてお湯を沸かすことで 白湯を美味しくいただいていると書いたのだが、、、 白湯が美味しいということは緑茶も紅茶も美味しいのでは? と思ってお茶を入れてみると、確かに美味しい!嬉しい!! (なんだ、今頃そんなこと言ってるの?って言われちゃうわね) そこで、ふと考えた。 つまり、清水を汲んで薪で火を起こして沸かしたら、もっと美味しいのかもと。 そう、山奥で空気も澄んでいて、、、 でも、それは無理だから、日常的には諦めて現実とのバランスを取る必要があるわけだ。 できる範囲で理想を追い求める。 普通に自然に行っている事だと思うけど、そのバランス意外と難しい時もある。 実は私の…

電動ポット

電動ポット

今朝、改めて気がついた事なんだけど。 毎朝、起きるとまず白湯を飲むようにしている。 夏はお水だけど、寒くなるとお水に電動ポットからお湯を注いで それを白湯と称して飲んでいた。 お湯を沸かす一手間が面倒くさいのです。 ところが、何か美味しくないな〜と思い出していたこの頃。 お水が美味しいのに、どうして白湯が美味しくないのか、、、 それで考え至ったのが電動ポット。 フッ素加工してあって便利にできている、もしかしてそれが原因? ということでお水を沸かして冷まして本来の白湯にして飲んでみると 「美味しい〜〜」 近頃、カフェで白湯をくださいと言って、分からない若者もいるくらいだけど 白湯健康法っていうの…

教室風景

教室風景

今日のお教室はHさん、流行りのプルオーバーを完成しました。 市販のフリフリの服を持参されて「これを作りたい〜」と始めたのが夏休み前。 その後、お子様のことでお忙しくなりしばらくお休みして 秋から再開されました。 サンプルの服を測ってノートに書いて そこから製図してパターンを作って、トワルは省略しました。 なぜならラインが大雑把だったから必要ないわねって先生が仰って。 リバテイプリントの上質な木綿をフリル部分に使って サンプルよりももっと素敵な一着となりました。 作る人の手間ひまがかかっているから 温もりと存在感のあるオンリーワンとなるのです。 分厚いタートルの上に羽織っても可愛いのかな〜 いい…

続*きのこちゃん

続*きのこちゃん

こちらが本物きのこちゃんのベレー 出来立てほやほや。 冬素材ということもあり、ふっくら感を出したかったので 作り方を変えて練習に妹分を作ってからの本番。 素材の温かみに手作りのぬくもりが加わって 思った通り、ふっくらほっこり出来ました。 でもね、お客さまに渡すまでは大丈夫かな?って心配するの。 ハラハラドキドキ落ち着かない。 はい、こちらがお客さま、今日はジャケットスタイルで決めていらっしゃいました。 かっこいい方なんですよ。 喜んでいただけたみたい、良かった〜〜 きのこちゃんのベレーと一緒にこの冬をお楽しみくださいませね。 早速、かぶって帰られました。 ありがとうございました。 ところが帰り…

KYOKO

KYOKO

先日のbunnkamuraの打ち合わせで嬉しかったこと。 一回だけお目にかかったことはあったけど、その担当者が私が部屋に入るなり 「KYOKOさん!」と声をかけてくれたことだ。 名前を呼ばれて嬉しかったのだ。 子供の頃から家族からも「きょうこ」とは呼ばれなかった。 なぜだろう、よくわからないけど気がつくと 「ちーちゃん」とか「いーちゃん」とか呼ばれていた。 なぜなら小さいから、とか良い子だから、とか。 それはあまり嬉しくなかったけど、物心ついた頃から自分からそう呼んでいたから 改めて直すことも難しいなか大人になってしまった。 友達からも苗字で呼ばれることが多くて、そんな自分を払拭したくて 帽子…

タオル

タオル

お洒落だな〜と心に残っていることがある。 それはマタニティークラスで知り合った仲間の家でのこと。 35年くらい前のこと。 古い家にお住まいだったんだけど 居心地の良いお宅で色々と印象に残っている事がある。 その一つ。 白い浴用タオル、、、ほら、引っ越しの挨拶とかで配るあれ。 ふかふかして高級感のあるそれとは違うけれど 実は結構使いやすいですよね。 それを使い古してもまだ使えるけれど、くたびれると見栄えが悪い、、、。 ところがそのお宅では 古めかしい広めの洗面所にきちんと揃えて重ねて 素敵に見違えるように置いてあったのだ。 「えっ?古いタオルでも扱い方でお洒落になる〜」と感動した私。 良いことは…

ポット

ポット

昨日のレッスンで生徒さんから褒められた小さなポット。 温かい三年番茶を入れておいて セルフサービスで飲んでもらっている。 そう、私のお気に入りの一つである。 これを買ったのは30年前くらい。 当時住んでいた吉祥寺の、東急百貨店のデパ地下で 木製の棚にちんまりと飾られていて遠目から目についた。 ピンクのベビーカーに乗せた娘を連れて、主婦の息抜き、食品売り場。 いいな〜と思ったけど確か2万円、ちょっと高いがポンと買ってしまった。 当時の私としてはかなりの散財だったと思う。 ところが、お利口さんなこのポットは人に良く褒められるし 翌日まで保温効果が高いのにも驚く。 どこのメーカーかも分からないのだけ…

紅葉の妖精

紅葉の妖精

夫がお世話になっている病院は我が家からはバスを使って その後、公園を通り抜けてゆく。 その道が好きで病院まで同行する。 雨が降る今日も、雨もまた良しと歩いてきた。 今日は製作も詰まっていたから診察はスルーして一人で帰宅。 マイナスイオンがたっぷりの小雨の中 思わず足が止まった。 緑の紅葉が私の前をトンネルみたいに覆っていて 何か話しかけられたように感じたから。 一人で歩くのも好きなのは、こんなことがあるから。 なんて言ってるんだろう、、、紅葉の妖精たち。 言葉は出てこなかったけど気配は確かにある、そんな事はありませんか? 後ろを振り返ると葉を支える太い幹が、、、 小さな感動から今日も始まった。…

シンクロニシティ

シンクロニシティ

藤井風という人のことは前から知っていたけど 昨日、たまたまfacebookで友人が取り上げていて、それを読んで共感していた。 バタバタと1日を過ごした夕食に、夫が再びのたまたま、「藤井風って知ってる?」と言う。 「えっ!知ってるよ〜今話題だよね!!いいよね」とお互いにびっくりした。 家庭内の小さなシンクロ、ちょっと嬉しい。 この曲はまさにヨガマインドを歌っていると思う。 世の中が小さなシンクロの風に揺れて そして大きな川となって良い方向へ動いていって欲しい。 そんな気がしてくる歌でもある。 もっと深い自分と出会って、もっと解放されよう、お互いに自由になろう! *****************…

関民先生の思い出

関民先生の思い出

どうして帽子を始めたのか(「帽子との出会い」)は先日書かせてもらった。 そうとは知らずに丁稚奉公としてアトリエに入った私の衝撃を想像して欲しいのだが 今となっては本当に懐かしい、貴重な体験をさせてもらった。 なにしろ恥ずかしくなるほど未熟だった私を、先生はどんな目で眺めていたのだろう。 今、印象に残っている言葉は、初めてミシンを踏む時に 「一目一目心を込めて踏むのよ〜」と。 それから、こうも言った 「あなたは一生、帽子を作るわね、かわいそうに」 そして「優雅に帽子を作りなさい」とも。 また「オーダーを受けちゃダメよ」と釘を刺されたこともある。 どうして帽子を作り続けることがかわいそうなの? 優…